老人ホームの種類を知っておこう ~老人ホームの探し方(その1)~

老人ホーム

高齢者施設「老人ホーム」の方が一般的ですね)についての一般的な認識とは「いつかは必ず入らなければいけない、あるいは入居を検討しなければいけない施設」というところでしょうか。

残念なことですが、何とも「後ろ向き」な捉え方ですし、実際に「老人ホーム」では、日々をただただ過ごす(=不本意な毎日を過ごす)方々も多いようです。

 

一方で、「老人ホーム」の中には高齢者の方々が「入りたい」、あるいは高齢となった親御さんを「入らせてあげたい」と思うような優良施設も、また多く存在しています。

管理人も、数年前に高齢で自力で日々を暮らすことが難しくなった母親の今後を考えた時に「どのような老人ホーム」で余生を過ごさせてあげたいか、悩みました。

そこでシンプルながら入居させたいホームの特徴として導き出した答えは「陽当たりが良い部屋で、飲みたいときに暖かいお茶を飲むことができるようなホーム」でした。

 

問題は、自分の親を何としても入居させたいような「良い施設」もあれば、(例えば入居者を「モノ扱い」するといった)絶対入居させたくないような「悪い施設」もあって、一般の人には「良し悪し」を判断できないことです。

・・・でも、丁寧に探せば優良な施設は必ず見つけることができます。

では、どのように探せば良いのでしょうか?

そのためには、まずは「老人ホーム(高齢者施設)」の種類を知っておきましょう。

 

そもそも老人ホーム(高齢者施設)は「福祉」?「営利」?

老人ホーム(=高齢者施設)は、事業主体に着目して大別すると「福祉施設」と「民間施設」の2つがあります。この2つはそれぞれ重視して いるポイントが異なりますので、まずはその点を理解する必要があります。

 

「福祉施設」は弱者救済の使命で運営

施設の内容を種類別におさえる前に、そもそも「施設」は福祉事業なのか、営利事業なのか考えてみましょう。

「介護」や「高齢者施設」 という文字から、「福祉(非営利)」を連想しがちです。

確かに、高齢者向けの施設には、こうした 「福祉(非営利)」の意味合いで運営されているところがあります。

「福祉施設」とは老人福祉法に基づいて設置された介護保険施設などの公共施設を指します。

「(老人)届祉施設」には弱者救済の使命があり、困っている人を優先して助けていくという責務を背負っていることから、基本的に非営利で運営されます。

代表的な施設として「特別養護老人ホーム」、「老人保健施設」、「介護療養型医療施設」、「ケアハウス」などがあります。

ちなみに、「老人福祉施設」に入居する場合、と「入居」ではなく、「入所」と表現します。

語感から「自らの選択」というよりも、健康面などを「(やむなく)管理された側面」を感じてしまいます。

 

「民間施設』は営利を優先

一方、「民間施設」は 老人福祉を目的とはするものの、同時に営利を追求しながら運営しています。

事業主体が民間である以上、利益を生み続けなければ事業の継続が不可能だからです。(事業の継続は企業の目的でもあります)

具体的には「介護付き有料老人ホーム」、「サービス付き高齢者向け住宅」などが、「民間施設」に該当します。

なお、「福祉施設」と「民間施設」、どちらが 「良い」かではなく、表面的には似ていても根本な考え方が異なることを認識しておくべきでしょう。

もちろん、民間施設でも福祉的な感覚を備えているところはあるでしょう。

けれども、倒産してはどうにもならないため、利益を生まない運営を行うことはできません。

施設選びでは、消費者としての視点が不欠だと認識しましょう。

介護保険利用の可・不可

 

「高齢者施設」に入居するときは、介護が必要になってくることが多く、「介護保険」が利用できるか否かも重要な要素になってきます。

介護保険が適用できるサービスには大きく分けて、以下の3つがあります。

  • 居宅サービス:自宅に居ながら介護サービスを受けるサービス
  • 施設サービス:施設で使えるサービス
  • 地域密着型サービス:市区町村に住む利用者を対象としたサービス

 

介護保険施設とは?

「特別養護老人ホーム」、「老人保健施設」、「介護療養型医療施設」の3つの施設は「介護保険施設」と呼ばれています。「介護保険施設」は食費や居住費、日常生活費を除いた介護サービスを受ける際に介護保険が適用されます。

民間施設で介護保険を使用できるのは?

民間施設でも「特定施設入居者生活介護(特定介護)」の事業指定を受けている施設で介護サービスを受けるときは介護保険が適用されます。

また、「介護付き有料老人ホーム」などは、特定施設の事業指定を受けている高齢者施設です。

一方で、「住宅型有料老人ホーム」などは、入居後に自宅で介護サービスを受けるときと同じように、個別に介護事業者と介護サービスの契約を締結することになります。

十分な介護サービスが受けられるか?これも大事な観点

このように形式もいろいろと異なりますが、多くの高齢者施設では何らかの形で介護保険を利用した介護サービスが受けられます。

施設を選ぶにあたってはその種類を把握することも重要ですが、満足できる介護サービスを受けられるか?も重要な観点となります。

いかがでしたか?

「老人ホーム」とは言っても、いろいろな種類があることがお分かりいただけたかと思います。

ご参考となれば幸いです。

老人ホームの選び方に困ったら、コチラへ

ホームへ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました