借金問題解決の切り札!~債務整理とは?

借金関連

「返しても返しても、借金が減らない。」

「一日でも早く借金生活から脱出したい。」

「こんな悩み、他人様(ひとさま)には恥ずかしくて相談なんかできやしない・・・。」

そのような悩みを抱えていらっしゃいませんか?

明確な基準があるわけではありませんが、弁護士事務所のHP等に記載されているところによると一般的なサラリーマンの場合、総額200万円、毎月の返済額が10万円を超えていると債務整理を検討すべき状況とのことです。

債務整理の具体的な手続きなどの説明に入る前に、そもそも「債務整理」とは何かについて解説していきましょう。

なお、オンラインで簡単な質問に答えるだけで、素早く自分のぴったりあった借金の減額方法と減額可能な金額がわかるサービスもあります。

債務整理(さいむせいり)とは、文字通り「債務(借金)」を「整理」することです。

「債務」とはWikipediaによれば、「ある者が他の者に対して一定の行為をすること又はしないこと(不作為)を内容とする義務」のことですが、一般的には借金のことを指す言葉です。

「借金」に置き換えて考えてみれば、多数の方が思い浮かべるのは「住宅ローン」でしょう。またはマイカー購入時の「自動車ローン」をイメージされた方もいらっしゃるかもしれません。

ただし、借金は銀行ローン、カードローン、キャッシング、消費者金融・・・等だけではありません。実はリボ払い*1購入の高額商品・ローンを組んで買った自動車や家電製品等の残債*2も含まれます。

  1. 「リボ払い」とは「リボルビング支払い」のことで、毎月、あらかじめ指定した一定額を返済していく方式のことです。
  2. 「残債」とは、ローン返済中のある時点において、まだ返済していない借入金の残額(元金)のことを指すものです。「ローン残高」ということもあります。

 

消費者金融やクレジットカードを使って、キャッシングや買物利用、銀行のカードローンを使ってお金を借りたなどは全て債務(借金)に含まれます。

次に「整理」ですが、元来は「乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること」の意味ですが、ここでは、支払いが難しくなってしまった債務(借金)の支払いを、司法書士や弁護士が支払い可能な状態に変える(あるいは支払い不可能な場合には破産する)ことを指します。

債務整理の種類

債務整理には①任意整理、②個人再生、③自己破産など*1があります

 *1 他に「特定調停」という方法もあります。こちらは別途解説することにします。

この順番(任意整理→個人再生→自己破産)は債務整理を選択する際のデメリットの小さな順番(任意整理よりも個人再生の方が、また個人再生より自己破産の方が、という意味)でもありますので、債務整理をご検討される場合は、この順番で方法を決定していくように検討されると良いでしょう。

任意整理

任意整理とは、裁判所が介在せずに、債務者あるいは債務者の代理人である弁護士や司法書士が直接、債権者である各金融業者と交渉して、「将来利息」や「延滞損害金(=滞納してしまった場合の損害金)などを免除してもらい、かつ分割(通常は残債を36回(=3年)あるいは60回(=5年))で支払うようにしてもらう手続きのことです。

任意整理を選択すると、今後の金利がなくなり,借金の総額と毎月の返済額を減額でき,一部の借金だけ選んで整理することが可能です。場合によっては過払い金が発生し既に支払ったお金が手元に戻ることもあります。

ただし、債務者が直接金融業者と交渉しても、素人が行うにはハードルが高い点がありますので、弁護士あるいは司法書士に依頼するのが良いでしょう。

個人再生

個人再生は裁判所に介在してもらい、全ての債務のうち、一部を免除してもらい、残りの債務を3年間*1かけて分割で支払う手続きのことです。

*1 5年間まで返済期間を延長可能なケースもあります

この手続きによって債務を大幅に減額でき、おおよそ5分の1から10分の1まで減額されます。(住宅ローンは除かれます)

個人再生も裁判所を通じて行う手続きですから、厳格さも要求されるわけで、その点で債務者本人が行うことは困難であり、基本的に弁護士に依頼する必要があります。

自己破産

自己破産に対して、その実態を知らずに何となくイメージで嫌悪感を持たれている方が多くいると思いますが,決してそのようなものではありません。一度、借金超過でつまづいてしまった人生をリセットして明るく前向きに生きていただくために国が作った制度です。

自己破産は裁判所を介して、全ての債務を免責(=支払い義務を免除してもらうこと)してもらう手続きです。要は言葉は悪いですが借金を「チャラ」にしてもらう手続きとなります。

なお、債務整理の中で借金をゼロにできる方法は自己破産のみとなります。

自己破産を行ったとしても、戸籍に残ったり,会社(就職)に影響があるわけではありませんし、家族が保証人でない限り、家族にも影響が出るわけではありません。

ただし、個人再生と同様に全ての債権者を平等に扱わなくてはいけませんので、注意が必要です。

また、全ての債務がなくなる反面、逆に保有している財産も清算しなければいけません。(今後の収入は生活費に充てることができます)

・・・以上が「債務整理」の概略説明となります。

弁護士と司法書士 どちらを選ぶ?

債務整理については専門家に相談することから始まる、と言っても過言ではありません。

基本的に任意整理、個人再生、自己破産全てに対応できるのが弁護士です。気を付けなければいけないのは弁護士にも専門分野があることです。離婚や損害賠償を得意とする弁護士もいれば、債務整理を得意とする弁護士もいますので、債務整理を専門とする弁護士)に相談してください。

一方で、司法書士を選ぶのも十分に価値があると考えています。

債務整理を行う上で「1社当たりの債権額(借金および過払い金)が140万円以下」「任意整理」を基本方針とするなら、司法書士の費用は弁護士の半分程度で済みますので、司法書士に依頼するのが良いと考えます。(個人再生や自己破産では書類作成のサポートに留まります)

上述の基準で債務整理を行うことが出来る司法書士を「認定司法書士」と言います。

ただし、司法書士は弁護士と違って、債務整理を依頼するにあたって、制約事項もありますから、注意が必要です。こちらも、任意整理に強い司法書士に依頼しましょう。

 

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