生命保険の基礎知識を整理しよう!(その1)

保険の加入・見直し

保険の中で一番身近なものは「生命保険」ですが、最近の生命保険は多種多様で複雑ですよね。

そこで生命保険の基礎知識を整理してみました。

【生命保険の基本】

(1)保険の仕組み

まずは基本中の基本。保険の仕組みです。

  • 保険という仕組みは「リスクに備えた助け合い」です。私たちは生活を送るうえで多くのリスクに囲まれているといっていい状態です。
    大きな病気やけがになってしまうかもしれませんし、それがもとで死亡することもあります。また、自動車に乗っていれば事故を起こして相手を傷つけることもありますし、家が火災や地震に見舞われてしまうこともあります。
  • これらのリスクに対して、貯蓄だけで対応するには限界があります。そこで一人ではお金を貯めることがむずかしいこともあり、多くの人たちが、お金を出し合って、困った人を助けることが「保険」の基本と言うことになります。
    言い換えるならば「保険」=「貯蓄」ということではないこと。
    保険は「払った保険料が返ってくる」という制度ではない、ことをしっかりと認識しなければいけません。

(2)保険は実はシンプルな商品

  • (1)でも書いてきましたが、生活する、または生きていくうえで多種多様なリスクがあります。また、これらのリスクに対応するようにさまざまな保険商品が販売されています。
  • 日本人の性格が慎重だからかもしれませんが、つい、「あのことも心配」「このことも心配」という感じで多くの保険に入りがちな傾向は否めません。この傾向が高じると、行きつく先は、そう「保険貧乏」です。
  • さて保険は複雑だと思いがちですが、実はシンプルなものです。
    それは・・・「生命保険=死亡保険」であることです。
    「死亡」というリスク(厳密に言えば「死亡」が引き起こす金銭的なリスクです)に対して「保険金」が支払われる、と考えれば理解かつ納得がいくのではないでしょうか。
  • 何千万円も貯蓄があるのであれば良いのですが、実際はそれほど裕福な家庭はそうはありません。一家の稼ぎ頭が不慮の事故や病気などで「死亡」したときにに備えるというわけです。

生命保険の特徴を捉えたうえで、保険の加入、見直しを図るときに保険アドバイザーに相談するのも、有効です。

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【「掛け捨て型 VS 貯蓄型」】

しばしば言われることですが掛け捨てと貯蓄型とどちらが得なのでしょうか?

(1)掛け捨て型と貯蓄型保険の違い

  •  何回も「保険は貯蓄ではない」と書いてきましたが、保険商品の中には「貯蓄型」と言う種類もあります。貯蓄型はリスクに備えつつ、保険料の運用で利息が付いてくるわけですから、得した気分になれるのもよく理解できます。一方、掛け捨て型保険は何もなかった(リスクが顕在化しなかった)場合は、保険金が1円も返ってきませんので、「損」をした感じがするものです。
  • 保険会社は終身保険、養老保険さらに学資保険など多数の貯蓄型保険を発売していますが、実はこれらの貯蓄型保険は支払った保険料の全てが貯蓄に積み立てられるわけではありません。
  • つまり積立部分と掛け捨て部分から構成されていて、貯蓄部分も保障部分も相応の保険料が必要となります。

(2)貯蓄型保険をすすめないケースも多い

こうして考えると貯蓄型保険といえども必ずしも有利ではないことが見えてきます。

  • 保険会社にしてみれば掛け捨て部分(保障部分)だけで保険を運営すれば良く、貯蓄部分は「おまけ」になります。
    同じ貯蓄金額を目標にするのであれば(最近の低金利で相応の知識を必要とはしますが)、貯蓄に回す方が無難に目標達成できると考えます。
  • ただし、貯蓄が苦手だったり(!)、資産運用も含めて保険会社にお任せしたい人もいますので、全部が全部、貯蓄型を否定するものではありません。要するにその違いをしっかりと把握して選択しましょう、ということです。

貯蓄型や掛け捨て型の特徴を捉えたうえで、保険の加入、見直しを図るときに保険アドバイザーに相談するのも、有効です。

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【掛け捨て型のほうがお得?】

保険商品の中には「貯蓄型」と言う種類もあるが、実は貯蓄型は積立部分と掛け捨て部分から構成されていて、貯蓄部分も保障部分も相応の保険料が必要ということでしたね。
また、貯蓄型保険といえども必ずしも有利ではありません。同じ貯蓄金額を目標にするのであれば貯蓄に回す方が無難に目標達成できることが多いのです。(ただし、貯蓄が苦手だったりする人などもいるため、貯蓄型を全て否定するものではありません)

・・・ということは掛け捨て型のほうが得なのでしょうか?

(1)保険で得をした?

貯蓄型保険のほうが掛け捨て型よりも「徳だ」と言う考え方や意見が根強くありますよね。そもそも「保険で得をした」というのは、もう今となっては昔話のような感じですが「バブルのころ(1980年代末~1990年代初頭)」の遠い(笑)昔のことでした。当時の保険の予定利率は6%もありました。
予定利率とは保険会社が保険料を割り引いてくれる率を指します。予定利率が高ければ高いほど、割引が多くなるので結果的に保険料が安くなります。
当時の養老保険では100万円を払い込むと10年後には200万円になって帰ってくるなど、今となっては信じられない状況でした。
このころの「うまい話」を実感・体感している世代ほど「掛け捨て型」は「損をする」と刷り込まれているようです。現在の養老保険の予定利率は1.5%前後と当時とは全く違う状況です。

 

(2)掛け捨て型の見直し

一方、掛け捨て型保険は保険期間中に死亡したり、けがや病気に見舞われて入院しない限りは保険金が支払われない保険です。定期保険や収入保障保険、医療保険は掛け捨て型保険の代表例ですが、掛け捨て型保険は「貯蓄性がないからこそ、割安な加入」が可能と言えます。

10年と言う期間で検証してみると・・・

(定期保険)
月額745円で500万円の保障
⇒ 745円×12か月×10年=89400円
(掛け捨て分の保険料=89400円)

(養老保険)
月額42800円で500万円の保障
⇒ 42800円×12か月×10年=513万6000円
(掛け捨て部分の保険料=13万6000円)

10万6000円 - 89400円 = 4万6600円

つまり貯蓄を除けば10年間で4万6600円、掛け捨て型が得となります。

また養老保険では解約返戻金は満期近くなるまでは、漸増していく保険ですので半期近くまでは解約返戻金は期待できません。このあたりをよく把握することが大事です。

貯蓄型や掛け捨て型の特徴を捉えたうえで、保険の加入、見直しを図るときに保険アドバイザーに相談するのも、有効です。

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